スマレジ、便利そうだけど実際どうなの?
導入を検討している方なら、「デメリットもちゃんと知っておきたい!」と思いますよね。
この記事では、スマレジの主な5つのデメリットについて詳しく解説します。
具体的には、
- iOS端末が必要
- 無料プランの機能が物足りない
- キャッシュレス決済の利用料
- ポイント非対応
- 料金設定がわかりにくい
といった点が挙げられます。
でも安心してください!
それぞれのデメリットを軽減する方法も合わせてご紹介します。
結論として、スマレジは「初期投資に余裕がある店舗や、効率化を重視する事業者にとっては非常に優れた選択肢」です。
ぜひ最後まで読んで、あなたのお店にとってスマレジが本当に合っているか確認してください!
※資料ダウンロードやオンライン相談の際に「会社名」を入力する欄がありますが、屋号や氏名でもOKです。スマレジのデメリット1「iOS端末が必要でAndroid端末は不可」
スマレジを利用する際にまず押さえておきたいのが、iOS端末(iPadやiPhone)が必須で、Android端末では利用できないという点です。
この仕様が導入時のハードルになる場合もあります。
iOS端末が必要な理由とは?
スマレジは、Apple社のiOSに最適化されたアプリを提供しており、安定性やセキュリティの面でiOSの利点を活かしています。
そのため、Androidデバイスでは利用ができません。
iOS端末を揃えるコスト
- iPad(第9世代・第10世代):約4~6万円
- iPhoneやiPod Touchの利用も可能
- 中古や整備済み製品を選べばコストを抑えられる場合もあります。
Android端末対応のPOSレジとの比較
他社のPOSレジでは、Androidデバイスに対応しているものもあります。
特に、初期費用を抑えたい方や、既にAndroidデバイスを所有している場合は、これらのサービスを検討するのも一つの手段です。
関連記事:スマレジをアンドロイドで使いたい方へ|対応状況と代替POSレジの選び方
対策:iOS端末を効率的に揃えるには?
- 整備済み品や中古品を活用
コストを抑えつつ、十分な性能を持ったiOS端末を購入可能です。 - スマレジのサポートを活用
スマレジの公式サポートでは、端末選定や購入方法のアドバイスを受けられます。 - 他社POSとの比較も検討する
既にAndroid端末を所有している場合、スマレジ以外のPOSレジを比較してみるのもおすすめです。
スマレジのデメリット2「無料プランは機能が限定的」
スマレジの無料プランは、スタートしやすいという点で魅力的ですが、必要な機能が限定的であるため、特に店舗運営を本格化させたい方には物足りなく感じる場合があります。
無料プランで利用できる機能
無料プラン(スタンダードプラン)では、以下の基本機能が利用できます。
- 基本的なレジ機能(売上データの管理、支払い処理)
- レシート印刷
- 単店舗での運用
無料プランで物足りなくなる理由
- 商品登録数の上限
無料プランでは、商品登録数が1,000点までに制限されています。商品が多い店舗では、この上限を超えると不便になるでしょう。 - 複数店舗の管理ができない
無料プランでは1店舗のみ対応。他店舗展開を考える場合は有料プランの検討が必要です。 - サポート対応の範囲が狭い
無料プランでは、問い合わせ対応はメールのみ。電話サポートは利用できません。 - 外部連携機能が限定的
有料プランで使える高度な分析機能や、他システムとの連携は利用できません。
無料プランの制限をカバーする方法
- 必要に応じてプランアップグレードを検討
- 有料プランでは、複数店舗の管理や商品登録数の増加、電話サポートなどの機能が追加されます。
- プレミアムプラン:月額5,500円(税込) から利用可能。
- 無料プランの範囲で工夫
- 商品登録数を厳選して1,000点以内に収める。
- メールサポートを上手く活用し、トラブルを事前に予防。
スマレジのデメリット3「キャッシュレス決済は利用料が必要」
キャッシュレス決済の普及が進む中で、スマレジもこの流れに対応しています。
しかし、キャッシュレス決済を導入するには追加費用が発生する点がデメリットといえるでしょう。
キャッシュレス決済の利用料金
スマレジでキャッシュレス決済を利用するには、「スマレジ・PAYGATE」という専用サービスを契約する必要があります。
- 月額利用料:3,300円(税込)
- 対応ブランド:クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など多数
- 利用できる端末:マルチ決済端末「PAYGATE」が付属(無料)
なぜ利用料が必要なのか?
キャッシュレス決済の利用には、以下のような運用コストがかかるためです:
- 決済手数料
決済金額に応じて、2.9%〜(業界平均水準)の手数料が発生します。 - 端末の運用費用
PAYGATE端末にはバッテリー、レシートプリンター、4G回線が内蔵されています。このため、月額利用料にこれらの運用コストが含まれています。
デメリットの対処法
キャッシュレス決済の利用料を抑えるために、以下の選択肢を検討することをおすすめします。
- 必要最低限の決済方法だけを導入する
- QRコード決済だけ、またはクレジットカードのみを導入し、コストを抑える。
- 費用対効果を検討
- キャッシュレス決済を導入することで売上がどれだけ増加するかを事前にシミュレーションする。
- 他のサービスと比較
- 他のPOSレジやキャッシュレス決済サービスと比較して、自店舗に最適なプランを選ぶ。
スマレジ・PAYGATEのメリットも確認
一方で、PAYGATEは以下のようなメリットも提供しています。
- 主要な決済ブランドに対応しているため、顧客満足度が向上。
- 持ち運び可能で、イベントや移動販売でも利用可能。
- レジ業務をスムーズにする設計。
キャッシュレス決済は現代の店舗運営には欠かせない要素です。
コストを理解したうえで、必要に応じて導入を検討してください。
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スマレジのデメリット4「Vポイントや楽天ポイントなどに非対応」
スマレジのもう一つのデメリットは、主要なポイントサービスに対応していない点です。
Vポイント、楽天ポイント、dポイント、Pontaポイントなどを利用できないのは、ポイント活用を考える店舗にとって課題となるでしょう。
スマレジで利用できないポイントサービス一覧
スマレジが対応していない主なポイントサービスには以下があります:
- Vポイント
- 楽天ポイント
- dポイント
- Pontaポイント
- PayPayポイント
これらのポイントサービスは、顧客の購買意欲を高めるために有効です。
しかし、スマレジでは現在対応しておらず、導入を希望する場合は他社のPOSシステムを検討する必要があります。
なぜポイントサービスに対応していないのか?
ポイントサービスを利用するためには、以下のようなコストが発生します。
- 加盟金:例)6万円前後
- 月額基本料金:例)8,000円〜10,000円
- 手数料:売上金額の2〜3%
- ポイント代金:100円につき1ポイントなど
このコストをすべてカバーするのは特に小規模店舗にとって難しい場合があるため、スマレジではポイント機能を標準搭載していません。
デメリットの対処法
ポイントサービスが非対応のデメリットを軽減するには、次のような方法を試してみてください。
- 自社ポイントを導入する
- スマレジの有料プランでは、店舗独自のポイント制度を導入可能です。これにより、顧客のリピート率を高めることが期待できます。
- キャッシュレス決済やクーポンを活用する
- ポイント以外の顧客満足度向上策を活用しましょう。たとえば、キャッシュレス決済での割引や、スマレジで管理できる電子クーポンの発行などです。
- ポイントサービスを導入するメリットを再検討する
- 顧客層や集客目標に基づき、ポイントサービスの必要性を見直します。
自社ポイント導入のメリット
自社でポイントを導入する場合、以下のような利点があります。
- 自由度の高いポイント設計が可能
- 他社サービスを利用しないため、コスト削減
- 顧客のデータを活用した独自のマーケティング戦略が立てられる
ポイントサービスの導入を慎重に検討することで、スマレジのデメリットを最小限に抑えることができます。
※資料ダウンロードやオンライン相談の際に「会社名」を入力する欄がありますが、屋号や氏名でもOKです。スマレジのデメリット5「料金の設定がわかりにくい」
スマレジの最後のデメリットとして挙げられるのが、料金設定がわかりにくいという点です。
スマレジの公式サイトや資料を見ても、一目でわかる料金体系にはなっておらず、初めて利用を検討する方には少々難解かもしれません。
スマレジの料金プランの概要
スマレジは5つの基本プランを提供していますが、それぞれに対応する機能が異なります。
また、利用目的に応じて追加オプションや周辺機器も必要になる場合があります。
プラン名 | 月額料金(税込) | 主な特徴 |
---|---|---|
スタンダード | 0円 | 基本機能のみ |
プレミアム | 5,500円 | 複数店舗管理が可能 |
プレミアムプラス | 8,800円 | 電話サポート、顧客管理機能追加 |
フードビジネス | 12,100円 | 飲食店向けのオーダー機能追加 |
リテールビジネス | 15,400円 | 在庫管理や高機能レジが利用可能 |
追加費用の例
- 導入サポート:22,000円~
- 自動釣銭機:130万円程度
- PAYGATE端末利用:月額3,300円(税込)
これらの費用を全て把握するのは簡単ではありません。
料金がわかりにくい理由
- プランの選択肢が多い
スマレジは多種多様な業種に対応するため、複数のプランとオプションを用意しています。その分、必要な費用を計算するのが複雑です。 - 周辺機器やオプションの費用が別途必要
レシートプリンター、キャッシュドロア、バーコードリーダーなど、周辺機器の購入・設定が料金に加算されます。 - 個別の店舗事情によるカスタマイズが必要
各店舗の規模や業種に応じて、適切なプランや機器を選ぶ必要があります。これが料金をわかりにくくしている要因です。
対処法:わかりやすく料金を把握するために
- 事前に相談をする
スマレジは無料相談サービスを提供しています。オンラインやショールームでの相談を利用すれば、個別の見積もりをもらうことができます。
- 必要な機能を明確にする
すべての機能を使う必要はありません。自社に本当に必要な機能を絞り込むことで、コストを最小限に抑えることが可能です。 - IT導入補助金を活用する
スマレジはIT導入補助金の対象サービスです。導入費用の最大75%が補助される場合があるため、活用することで負担を軽減できます。
スマレジを導入する前に確認すべきポイント
- 店舗の規模や業種に合ったプランを選択する
- 導入に必要な周辺機器をリストアップする
- サポートサービスをどこまで利用するか決める
- 見積もりを複数のパターンで依頼する
料金がわかりにくいというデメリットも、事前準備やサポートを利用することで軽減できます。
まとめ
ここまでスマレジの5つのデメリットについて詳しく解説してきました。
それでは最後に、この記事のポイントをまとめておきましょう。
- iOS端末が必要でAndroid端末は不可
専用端末としてiOSデバイスが必須。Android端末を利用している店舗には不向き。 - 無料プランだと機能が物足りない
基本機能は十分だが、複数店舗管理や高度な分析を行う場合は有料プランが必要。 - キャッシュレス決済は利用料が必要
PAYGATEを利用する場合、月額費用や決済手数料が発生する。 - Vポイントや楽天ポイントなどに非対応
顧客満足度を上げるためのポイント機能が不足。 - 料金の設定がわかりにくい
プランや周辺機器、オプションが多岐にわたり、全体像を把握しにくい。
スマレジについてさらに詳しい情報を知りたい方は、資料をダウンロードしたり、オンライン相談を利用してみてください。
※資料ダウンロードやオンライン相談の際に「会社名」を入力する欄がありますが、屋号や氏名でもOKです。